「レジリエンス」という言葉が少しずつ日本にも浸透してきていますね。

レジリエンスーResilienceとは、「復元力」「弾力」という意味をもっていますが、心理学上で「しなやかに適応して生き延びる力」という意味で使われています。

「なぜレジリエンスが必要なのか?」

常に変化する環境で生き延びるには、私達を含め生き物は変化に柔軟に適応できる能力が求められます。
楽しい事もあれば、辛い事や大変な事もあります。
特に知識時代に入った今、ビジネスの変化が激しく競争力を維持し成長するために未来に向けて私達はどのような精神力を鍛えればいいのでしょう?

日本では、少子高齢化が進み、不登校や引きこもり人口の増加をみていると、近い将来の日本の労働人口は多国籍でカバーされていくか、海外へ業務委託が進んでいく事は免れないと思います。

今迄、単一民族の社会で育った日本人は多民族の社会に順応していく準備が求められています。

何を準備すればいいのか?
それは、まず3つのレジリエンスを備えた精神力です。

①異文化アジリティー
アジリティーとは適応性という意味です。
多民族の中には異文化が入り交じり日本の常識だからとか日本には通用しないからと頑なマインドでいるとストレスが溜まり否定的な対応やネガティブ思考に入っていきます。そして精神力が弱くなってしまう。

異文化を柔軟に受け止め適応性を養い、その上で日本らしさをもつ気持ちを養う。
そうすると多民族の中で楽しみながらグローバルな日本人として成長していきます。

②知性と知恵を増幅する
知識時代では、国内外からドンドン情報やアイディアが発信されています。SNSを活用いして集積して知性と知恵を増幅することで心も豊かになりリスク対応能力も養えます。

③社会的なつながりを深める
いろいろな人と垣根なく対話しつながりを深めるそして信頼を強める。
三人よれば文殊の知恵です。
チーム力、組織力を得る事は一人で出来ない事も実現可能になります。
そして災害にたいしても危機管理が強化されます。
特にSNSの普及で、人々のつながりは急速に変わってきています。
チーム力、組織力も、バーチャル(仮想)的に結成できる時代です。
人々の出会いは、SNSを通して相手の行動や好みを知ってから直接会うというスタイルにシフトしてきています。
積極的にSNSに参加するか、しないかで、社会的なつながりのスピードと広がりのスケールは大きく差が出てくるでしょう。
「このままでいいの」「SNSは苦手」とブレーキを踏んでいるとどんどん取り残されていきます。

ブレーキをはずし、SNSに参加してみてください。
新しい仲間を持てば楽しい事は倍にそして辛い事は分割して乗り越えられるのです。

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*REVOLVER dino network 投稿 | 編集